アーカイブ | 10月 2016

  • テグレトールの飲み忘れを防いでてんかんを完治する

    テグレトールは抗てんかん薬で、側頭葉てんかんの症状に対して高い効果を発揮します。 特に部分発作に有効だと言われています。 脳のニューロン(神経細胞)に働きかけ、Naチャネルという興奮シグナルを運ぶ働きを阻害するため、気分安定薬として用いられることが多いです。 興奮を鎮めるばかりでなく、てんかん発作による精神障害に対しても効果を発揮します。 てんかん治療において、テグレトールは長期服用が必要になってきます。 血中内の有効成分濃度を発作抑制レベルに保つことで、発作をおきにくくしていきます。 テグレトールを規則正しく服用することで、完治に近づけていくのです。 飲み忘れには注意が必要です。 不規則な服用は発作を抑えることができないばかりか、てんかんの難治性の大きな要因となります。 完治に関しては子供のてんかんのほうが完治しやすいと言われ、患者の8割~9割が服薬不要となります。 ただし、発作が起きないからといって、勝手に服薬を止めてはいけません。 一般的に脳波が安定した状態で、2年以上発作がない状態を完治、としています。 また、大人のてんかんには別の基準があり、子供のそれと比べると完治するのは難しいと言われています。 服薬で発作を抑えることはできますが、服薬を止めるとすぐに再発するケースが多いと言われています。 これは脳がこれから成長するのかもしくは成長が終わっているかによるものです。 大人のてんかんの場合、服薬を止めるには5年以上発作が起きていないことが前提となります。 その後主治医と連携をとりながら、定期的な脳波の検査をして、服薬を止める時期を模索することになります。 完治ということばの基準は決まったものがあるわけではありません。 薬を飲まなくても発作が起きない状態。 薬を飲みながらも発作のない状態。 発作の再発率の高さを考えると服薬を予防ととらえて続けていく方も多いようです。