アーカイブ | 8月 2016

  • 右手がしびれて病院でテグレトールを処方

    てんかんの発作のなかには「単純部分発作」というものがあります。意識がなくなり、全身を固くつっぱったような強直性けいれんを伴う全身けいれん発作とは異なり、身体の一部、例えば右手や脚などがけいれんをおこすタイプの発作です。意識を失い倒れるようなこともないため、てんかんの発作とは気がつかない場合があります。 右手が麻痺したように感じるので病院にいったらテグレトールを処方されることがあります。この薬はどのような薬なのでしょうか。また副作用はあるのでしょうか。 テグレトールは脳神経の興奮をしずめて、てんかん発作を予防する薬です。発作のなかでも部分発作に特に効果が高いとされています。全般発作に対しては強直間代発作には効果を発揮しますが、短時間気を失う欠神発作や筋肉群が瞬間的に不随意的な収縮によって起こるミオクロニー発作、脱力発作には効果がありません。 副作用として眠気、めまい、ふらつき、立ちくらみなどがでることがあります。また極めて希なケースですが、重い皮膚障害や全身性の激しい過敏症状がでる場合があります。服用量の調節が必要な場合や薬そのものが適していない場合があります。副作用がでた場合は医者に相談することです。 服用時の注意点として飲む量や回数を厳守することです。はじめは少量から開始し、効果や副作用について様子をみながら必要であれば量を増やしていきます。効果があらわれるまでに1ヵ月くらいかかることがあります。またこの薬を使用するときは血中濃度が常に一定でなければなりません。そのため医師の指示どおりに飲み続けることが必要です。症状が改善されたからといって自分の判断だけで急に服用をとめてしまうと、重いけいれん発作を起こすことがあります。